「さっきからハアハアうるっさいなあ…
お前は発情期の犬なの?
酸素の無駄だから
ため息つかないでもらえますか~?」
「さて落とし前つけさせてもらおうか。
最後ぐらい選ばせてあげるよ。
海に沈められるのと、山に埋められるの、
どっちがいい?」
「おやおや、いつ私が
そんな事を言ったんですか?
記憶にありませんし
記録もありませんよ…?
善意のご協力、感謝いたします♪」
「チッ、うるせぇガキだな。
人質は安全だとでも思ってんのか?
死なねぇ程度に鉛玉(ナマリダマ)
撃ち込まれたくなきゃ黙ってろや…」
「あぁっ!だめっ!
そこっ!そこは…敏感な所だからぁ!
あ、足の裏はだめだっ…てぇ!
イタタタタ!!ギブ!ギブアップー!!!」
「君っていい身体してるね…、
とくにここ、腰からおしりにかけての
ラインがすごくキレイだよ…。
こんなに歪みのない骨盤はじめてかも!」
「そんなに緊張しないで?
力を抜いて、
身体をゆだねてリラックスして…、
そう、いい感じ…。
それじゃ、施術はじめまーす」
♂「お前らごとき俺1人で充分だ、
あんまりナメてくれるなよ?
まだまだ若いもんには負けねえからよぉ!!」
♀「お前らごときアタシ1人で充分だ、
ナメてかかると後悔するよ?
まだまだ若いもんには負けちゃいないからね!!」
「子供のくせに強がるな。
私がどうにかしてやるから話してみなさい。
気にするな、
面倒事を片付けるのは大人の役目だ」
「ここで立ち止まる訳にはいかないんだ!
今日まで応援してくれたみんなの為にも、
側で支えてくれた仲間たちの為にも!
俺 (私) は…負けないッ!!」
「え、値札ついたままでした!?
うわ~恥ずかし…。
あの、見なかった事にしてもらっていいですか…?
ちょっと、かなり、恥ずかしいんで…」
「じゃん!見て!新しく買った服!
1番に見せたかったんだー!
どう?似合ってる?
でしょー!
キミならそう言ってくれると思った!!」
「あちっ…あっ、ゴメン実は猫舌で…、
ちょっと冷ましてから頂くね…?
ふぅー…ふぅー…。
あの…あんまり見ないでもらえる…?」
「ねえなんでよそ見するの?
そんなに他の人がいいの?
もういい、分かった。
こっちを見ない目なんか
潰しても構わないよねぇ!!!??」
「ほんとはね、手荒なことは嫌いなんだあ。
でもしょうがないよ、これしか方法がないんだもん。
すぐ終わらせるから、天国で結ばれようね?」
「あ、起きた?いいでしょー、それ!
痛くない素材で出来てる上に
簡単には取れないんだよ!
縛りつけるには最高の手錠でしょ?」