◎A｢ねえ、お願いだからさ…
ちょっとだけ外に出させてくれない？｣
■B｢え？キミ、外に出たかったの？｣
◎A｢う、うん！だってもうずっと部屋の中だしさ、
外の空気吸いたいじゃない…？｣
■B｢うーん、気持ちは分かるけどダメだよ。
外に出て、他の男の人に助けてもらうキミなんて
僕は見たくないし｣
◎A｢そ、そんなんじゃないって…！
逃げたりしないって約束するから…ねっ？お願いよ…｣
■B｢ダメって言ってるでしょ？
おりこうさんに出来ないなら、またおしおきしちゃうよ？｣
◎A｢ご、ごめんなさい…
もう言わない、言わないから…こわい感じにならないで…｣
■B｢あはは、大丈夫だよ。
おりこうさんにしてくれるなら、僕も優しくしてあげられるからね…？｣
｢おニイちゃん、えーカラダしてんなあ？
なに？なんかスポーツでもやってたん？
それかあれか？ケンカか？
おいおい、そんな怖い顔でにらむなって！
おニイちゃんみたいな力あり余ってる人に
えー話があんねん…、損はさせんから聞いてみ？｣
｢ど、どうしてあなたが…
だって、おかしいでしょう？
あの時も、あの時だって、助けてくれたのに…
嘘ですよね？悪い冗談だって言ってください…！
だったら、だったら僕は何のために今まで…っ｣
｢ウソだ…そんな訳ない…
あの方が…戦神(いくさがみ)が敗北するなど…
今すぐ馬を用意しろ！行き先など知れた事！
この目で確かめるまで私は認めたりしない…！
認める訳にはいかないのだ…っ！！｣
｢あいつ、無事に付き合えたんだ、おめでとってスタンプ返しとくか…
あーあ、告白もしてないのにフラれちゃったよ
絶対しあわせになれよなー…
そうじゃなきゃ横からかっさらってやる｣
｢ごめんね…やっと会えたのに、すぐお別れみたい…
もうあなたの顔もぼやけてよく見えないけど…
声は聞こえるよ…ねえ最期に…
ウソでもいいから、私を好きだって、大切だって言って…？それで私…満足だから……
あり…がとう……わたしも…あなたが……｣
｢いらっしゃい、
お客さん旅の人？この町は初めて？
なんもない町で退屈でしょうけど、魚料理だけは評判いいんで嫌いじゃなきゃ食べてってくださいね
はい、薬草３つ、150ゴールドちょうどですね
ありがとうございましたー｣
｢僕をお姉ちゃんと一緒にしないでくれる？
宿題から明日の準備までバッチリなんだからね！
あ！消しゴム買っておくの忘れてた！
もー笑わないでよ！消しゴムなんか無くたってどうとでもなるんだから！｣
｢ワタシうそなんてついてないアルー
これはとあるパワースポットで作られたすごいツボなのアル！
これを持ってるだけでアナタはラッキーでハッピーよ！
5万円のツボがいまなら1万円！
これは買うっきゃないアル！！｣
♀
｢わたしね？みんなの〔自分の名前〕なの
だからね、恋愛とかしたらダメなんだよね…
ダメなんだけどさ…でも、でもね、ほんとはわたしも…キミの事すき…
えっ、待って、待って！急にそんな近づかないで！！
うぅ…もぉ…ダメなのに流されちゃうよぉ……｣
♂
｢オレさ？みんなの〔自分の名前〕なの
だからさ、恋愛とかしたらダメなんだよね…
ダメなんだけど…でも、でもね、ほんとはオレも…キミの事すきだよ…
いやいや、待って！急にそんな近づかないでよ…！
うぅ…ダメなのに…このまま流されたくなるでしょ……｣
A ｢お誕生日おめでとう。はい、ケーキの差し入れ。ちゃんと苺のにしたよ｣
B｢ケーキ買ってきてくれたの？わー苺のやつ嬉しいー｣
A「それじゃ口開けて？｣
B「え？くち開けてってなんで？」
A「いやいや、なんでって、あーんするからに決まってるでしょ？」
B「待って、あーんとか恥ずかしいから無理だよー」
A「ほらほら、あーん」
B「も、もうー あ、あーん…」
A「おいしい？」
B「は、恥ずかしくて…味わかんない…」
※百合ラベル付けてますがノーマルにもBLにもご利用OKです
※ノーマル、百合、BL変換なんでもOKです
◎先「ねぇなんで壁ドンとかしてくんの…、あたし一応先輩なんだけど…」
■後「だって先輩が逃げようとするから」
◎先「そりゃ逃げるよ、校内でちゅーされそうになったら」
■後「どうせ下校時間すぎてるんだから人なんか残ってないデスよぉ」
◎先「そーゆー問題じゃないの、校内はそゆことする場所じゃなーいの」
■後「じゃー後ならいい？」
◎先「…聞かないでよ、そんなの…」
■後「あはは、いいって事だ♪」
◎先「…一旦帰って着替えたらアンタんち行くから…待っててくれる？」
■後「いいよ♡ いっぱいしよーね…？」
◎先「うん……」
A「あ、あの！初期の頃からずっと応援してました！今日の握手会が本当に楽しみで…もう、ほ、本当夢みたいです…！」
B「どうもありがとう！来てもらえて嬉しいです！これからも応援よろしくお願いしますね！！」
A「もう、本当に好きすぎて…、待ち受け画像もインスタのオフショットにしてて…！！」
B「あ、これ、バカンスのやつですよね！わあー嬉しいです！！」
A「SNS系ぜんぶチェックしてます…！いろんな所が見れて本当嬉しいです…！おかげで行動範囲も特定できました！！」
B「ありが…え…っ？」
A「最寄り駅も分かってます！でも安心してください！！情報の漏(ろう)えいはしませんので！！」
B「えっ、あの、はい、えっ、あ、ありがとうございます…？」
◎A｢なんだかんだすったもんだあって犯人はこの中にいる…！｣
■B｢なっ、何を言ってるんだきみは！｣
◇C｢そうよ！適当なこと言ってるんじゃないわよ！｣
▼D｢まあまあ、ひとまず彼の話を聞こうじゃありませんか…｣
◎A「犯人はミスを犯したんです…ある致命的なミスを…」
■B「バカらしい！それらしい事を言って我々を混乱させるつもりか！？」
◇C「アタシたちは昔からの友達なのよ？ポッと出のアンタと違って信頼関係があるんだから！」
▼D「まあまあまあ、ふたりとも落ち着いてください…それで？そのミスとは…？」
◎A「足元ですよ…」
■B「足元だって？」
◇C「そんなの…別になんの異常も…あっ！！」
■B「そ、そんな…どうして…」
▼D「ふふ…ふふふ…まさか、こんな事で気付かれてしまうとは…私もまだまだですね…」
■B「足元が…」
◇C「めちゃくちゃに震えているわ…」
◎A「バレるかもしれない…その恐怖がアンタの足をブレッブレに震わせたんだ…！！」
▼D「ふふ…どうやら私は…思っていたよりも小心者だったようです…」
◇C「ふふ、じゃないわよ」
■B「バカなのか、おまえ」
◎A「これにて一件落着！！」
◎A｢誰？そこに誰かいるの？｣
■B｢…この私に気付くとは勘のよい娘だな…｣
◎A｢ひ…っ！こ、来ないで！人を呼びますよ！！｣
■B｢無駄なこと、今この屋敷の人間どもは私の力で眠りこけている…
さあ、観念してその血を私にささげるのだ…｣
◎A｢変身っ！マジカル☆エモ！！｣
■B｢えっ！？｣
◇C｢いくモエー！マジカル☆エモー！！
悪の吸血鬼をぶったおすモエー！！｣
■B｢うわなんか変なぬいぐるみ出てきた！｣
◇C｢ぬいぐるみじゃないモエ！
魔法少女といえばマスコットキャラだモエ！！｣
■B｢ちょっと待て、世界観を考えろ！こんな展開認めないぞ！！｣
◎A｢お前が悪で私が正義！それだけが真実なのよーー！！｣
END…
◇子供 ｢ねえねえ、ママはパパのどこが好きでケッコンしたの？｣
◎母 ｢ええー？なんで急にそんなこと聞くのよー｣
■父 ｢お、パパもそれ聞きたいなあ｣
◎母 ｢ちょっと、あなたは知ってるじゃないの｣
◇子供 ｢パパだけ知ってるのズルイ！教えて教えてー！！｣
■父 ｢ほらほら、聞きたがってるし教えてあげなよ｣
◎母 ｢もー、おもしろがって…
あらためて言うの恥ずかしいんだからね？
えーと、コホン…、真面目で一生懸命なところ｣
■父 ｢それとー？｣
◇子供 ｢まだあるの？｣
◎母 ｢それと…笑った顔…｣
■父 ｢ありがとう、パパもママの笑った顔が好きだよ｣
◎母 ｢もー！あんまりからかわないで！！｣
◇子供 ｢あははは、ママ顔があかーい！！｣
「いいじゃん、女の子どうし貸しきりの温泉いってさぁ、ハダカの付き合いしよーよぉ♡
やややだなー！変な目付きとか言っちゃってぇ！！
そんなことないから！濡れ衣！！アタシは純粋に！
アナタと温泉旅行を楽しみたいだけ！！
そんだけだから！！ねっ！
もういっそうちのお風呂でいいから！！お願いしまぁぁす！！！」
「うーん、縁側ですするお茶はかくべつですなあ…
まさしくゆったりまったりのんびり…
おだやかな平和をかみしめている次第であります…
ふわぁあ…ちょっとお昼寝しよっかな…おやすみぃ～…」
「このグズ！こんなこともできないとか本当使えない…
お前って何ならできる訳？
分かんないじゃなくてさあ…
ちょっとは自分で考えるとかしなよ…
あー、もういいわ、次イラつかせたらこの関係終わりだから」
「おいおいおい、この俺様にぶつかっといてゴメンで済ます気か？
なんか渡すモンあるだろ？たとえば金とか金とか金とかよォ…「キミさ、きれいな足してるよね？
うん、バランスがちょーどいい！「イヤイヤイヤッ！！
ワタシはぜぇんぶワタシの思い通りになんなきゃイヤなのッッ！！！
あの侍女の耳の形が気に入らないって言ってるのよ！！
いますぐ切り落として！切り落とすのよ！！
ホラ！早くッッ！！！」
「えー？知らないのー？
僕って結構有名人だと思ってたんだけどなあー
おじさんたちさ、お金持ちになれる方法しってる？僕はしってるよ？
超高額賞金首である僕をつかまえる事♪
アハハ、目の色変わったねー！
いいよ、つかまえてみせて…？
お前らに出来るもんならね！！」
「お前はバカなのか？ああ、いやスマン、バカだったな！
いいからそのスカスカの脳みそで考えろ！！
いま取るべき行動はなんだ？分かるか？
そーだ、あの厄介なゴミクズ野郎の掃除だ！分かったらいますぐ走れ！！」
「この私に逆らおうっていうのかい？
道端でくたばりかけてた大した使い道のないガキのお前に飯も！寝床も！仕事もくれてやったって言うのに！！
恩知らずのガキにくれてやる慈悲はもうないよ…
最後ぐらい…私のためにしね」
◎A「みんな酔い潰れちゃったね」
■B「なー、後始末ぜんぶやらすんやから困るわー」
◎A「あはは、でも僕的にはちょっとよかったかも」
■B「え？なんで？」
◎A「いや、キミと二人きりになれたから」
■B「え…っ？」
◎A「今しかないから言うね？
…ずっと好きだったんだ、僕と付き合ってください」
■B「んんんんもうちょっとムードある時あるやろという気持ちと嬉しさが戦ってしゃあないやつぅぅ……ッッ！！！！！」